デジタルイラストを始めるなら欲しい、iPad。
イラストを描くためにiPadが欲しいんだけど、サイズはどうしよう?
現在のiPadの主流は11インチ前後と13インチ。
さて、イラストを描くならどのサイズを選ぶべきなのでしょうか。
この記事は
- イラストを描くためにiPadを買いたいと思っている人
- 出先でデジタルイラストを描きたいと思っている人
に向けて書いております。
Contents
iPadのサイズ比較

まずは2つの外観的なサイズを比べてみます。
B5のノートサイズと、A4ファイルサイズと考えると大きさの違いが想像しやすいでしょう。
重さは500mlのペットボトルより軽い11インチと、600mlの大容量ペットボトルくらいの13インチです。
私自身はイラスト用に比較的小さい、11インチのiPadを購入したので、率直な感想をお伝えします。

【理由】私が11インチのiPadを買ったわけ
私が愛用しているのは11インチのiPad pro。
11インチを選んだ理由は
- 出かけた先でデジタルイラストを描きたかった。
- 肩こりがひどくなるので極力荷物は軽くしたい。
- メイン機材は引き続き、PC×液タブの予定だった。
- お仕事でもプライベートでも大きなイラストはあまり描かない。
お休みの日は毎週外に持ち出して、イラストを描いたり、ブログを書いたり、英語の勉強をしたりと大活躍!
【感想】11インチのiPadでイラストを描いてみたら?
初めて11インチのiPadでお絵描きをした時の感想は「画面が小さい!!」でした。
普段は16インチの液タブでお絵描きしている私には作業スペースが狭くて描きにくかったです。
16インチの液タブと11インチのiPadを比較してみると一目瞭然。

iPadの画面は液タブの画面よりも正方形に近いので、左右のツールやレイヤーなどのキャンバス以外の表示が張り出してきて、圧迫感があります。

拡大してみるとキャンバスの狭さが目につきます。
【実践】11インチのiPadでイラストを描くコツ
液タブと比べると小さな11インチのiPadですが、コツを掴んだら11インチでも充分に描きやすくなりました。
- お絵かきソフトのキャンバススペースを広くする。
- 作業スペースが広いアプリを利用する。
- ピンチイン、アウトを活用する。
今では1000×1000pxのイラストであれば、ラフ、下書き、線画、着彩とすべての作業をiPadで完結させられます。

こちらのイラストはiPadですべての作業を行いました。
800×800pxです。ライトなイラスト制作であれば問題なくできます。
ツールを最小限にして、作業スペースを確保する。
デジタルイラストを描く際のアプリ上には各種ツールとキャンバスの両方が表示されます。
必要最小限のツールだけを展開させて、キャンバスのスペースを確保するとここまで広くなりました。

作業スペースが広いアプリを利用する。
プロクリエイトのインターフェースはキャンバススペースがとても広くとられています。
iPadでお絵描きするために作られたアプリなので、iPadの強みを生かし、弱みをおさえた機能が揃っているので、絶対に描きやすいです。間違いない。
プロクリエイトのインターフェースのイメージはこちらからご確認ください(https://procreate.art/jp/ipad)。
私自身はクリップスタジオペイント愛用者。
11インチのiPadでも、クリップスタジオペイントはしっかり働いてくれるお絵かきソフトです!
現在はiPad×クリップスタジオペイントでほぼすべてのイラスト依頼をこなしています。
ピンチイン、アウトを活用する。
iPadの大きな強みの一つが指での操作が柔軟にできること。
指操作での回転や拡大・縮小、移動がとても敏感に反応してくれます。
これを活かして、狭い画面でも、さっとキャンバスを動かして、細かく書き込んだり、全体を見たり。
狭い画面であっても、いくらでも描きやすくすることができます。
結論、11インチか13インチか
デジタルイラストを始めようと、iPadを買う方に、結局11インチと13インチのどちらがいいのでしょうか?
11インチのiPadがオススメな方
- SNSにアップするといったあまり大きくないイラストを描きたい方。
- 外出先でiPadを利用したい方。
紙に印刷するような大きなサイズのイラストを描かないなら、11インチのiPadで十分快適にお絵描き可能です。
11インチのiPadであれば、B5サイズくらいなのでカバンにスッと入れて持ち出すのも楽々。カフェでiPad使って絵を描いてるなんて格好良くないですか!?
iPadAirの11インチもお絵かきソフトがスムーズに動くマシンパワーがあるので、お安く始めたい方はこちらから始めるといいですよ。
13インチのiPadがオススメな方
- 外には基本持ち出さない方。
- 大きいサイズのイラストを描く方。
小さなイラストを描くときでも13インチの広い作業スペースは魅力。
13インチのネックである、「大きくて重い」というのが気にならない方は13インチ一択でしょう。
かく言う私も11インチでお絵描きしていますが、13インチでお絵描きしたら、「広くて描きやすい!13インチ神!」と言うに決まっています。
「広い画面でお絵描きしたいけど、できるだけ安く抑えたい」
という方にはiPadAirがオススメ。
自分のお財布とライフスタイルを振り返って選んでみてください。

お絵かきソフトは【CLIP STUDIO PAINT】がおススメです。
趣味でデジタルイラストを始めたい人でも手が出しやすいお値段なのに、プロも使っているソフト。
充実の機能が揃っています。
お試し無料期間も設定されているので、お気軽にお試しください。