今回はとっても簡単にイラストの仕上がりがワンランクアップする加工術を3つご紹介します。
やり方さえ覚えてしまえば技術は必要ないものばかりなので、イラスト初心者さんにもおすすめ!
ぜひ使ってみてくださいね。
この記事は
- イラストの完成度をあげたい初心者さん
- デジタルイラストの仕上げの加工を知りたい方
に向けて書いております。
Contents
簡単!イラスト仕上げの加工3つ
どれもペンで何かを描くことのない加工ばかりなので、技術は不要!
必要なのは色彩感覚くらいです。
今回、お絵かきソフトは”CLIP STUDIO PAINT”を使用しています。
趣味でデジタルイラストを始めたい人でも手が出しやすいお値段なのに、プロも使っているソフト。
充実の機能が揃っています。
お試し無料期間も設定されているので、お気軽にお試しください。
主線の色を変える
主線を真っ黒から変更することで、絵の雰囲気や印象を変えたり、線と色を馴染ませたりする効果があります。
主線の色を黒から他の色に変える
オシャレ系なイラストは紺色。
柔らかい雰囲気のイラストは茶色にするのが好きです。
パキッとした色味で塗ったイラストは黒のままにすることもあります。
黒だった主線を茶色に変更しました。
黒だと変に主張していた線が、茶色にすることで絵に一体感が出ませんか?
やり方
主線の色の変更方法はいくつかあるので、お好きな方法でどうぞ。
- 線画レイヤーの透明ピクセルをロックして、ペンや筆などで塗りつぶす
- 線画レイヤーを「編集▶︎色調補正▶︎色相・彩度・明度」から色を変更する
線画レイヤーを1つのフォルダに格納し、フォルダの上に新規レイヤーを作成して、新たな線の色で塗りつぶし、線画レイヤーのフォルダーにクリッピングする。
主線に着彩した色を反映させる
髪の近くの線は髪の色、肌の近くの色は肌の色。というように着彩した色を線にも反映させます。
一色にするよりもイラストのクォリティが上がって見えるのでおすすめ。
やり方
キャラクターの着彩レイヤーのコピーを結合し、一枚のレイヤーにする。
着彩レイヤーのコピーにガウスぼかしを適度にかける。
線画レイヤーの上にそのぼかしたレイヤーを置き、下のレイヤーにクリッピングする。
透明度を調整して馴染ませる。
グロー効果
イラストがキラキラ発光して見える効果です。
グロー効果をかけると、肌の透明感がアップして見えませんか?
グロー効果の方法
塗りまで完成したキャラクターのレイヤーのコピーを結合します。
(線画レイヤーと着彩レイヤーともに)
※背景のレイヤーもグロー効果をかけるかどうかは、好みによるので、自己判断でお願いします。
- 結合したレイヤーに適度にガウスぼかしをかけます。
強くぼかしをかけると強く発光したようになり、少ししかぼかしをかけないと控えめな発光に見えます。
- 色調補正▶︎レベル補正から暗いレイヤーにする。
- そのレイヤーを1番上部に配置し、スクリーンレイヤーに変更します。
- あとはスクリーンレイヤーの不透明度をちょうどいい感じに下げるだけ。
色バランスを調整する
全体の色のバランスを整えると、イラストの完成度を底上げしてくれます。
色バランスの整え方
出来上がったイラストの1番上に「新規色調補正レイヤー▶︎カラーバランス」を選択してレイヤーを追加し、色のバランスを整える。
キャラクターのイメージカラーでまとめたり、イラストの雰囲気に合わせて色を整えると背景とキャラクターが馴染んだり、色がキャラクターに馴染んだりします。
オススメ。
加工の効果まとめ
今回ご紹介した3つの効果の結果がこちらです。
加工前が下の画像。
ただ、色の調整とか、レイヤーを追加しただけで、イラストにまとまりや透明感が簡単にプラスできました。
テクニック0でできるお得な方法ばかりなので、初心者さんも是非是非お試しください。
お絵かきソフトは【CLIP STUDIO PAINT】がおススメです。
趣味でデジタルイラストを始めたい人でも手が出しやすいお値段なのに、プロも使っているソフト。
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お試し無料期間も設定されているので、お気軽にお試しください。